大手コンサル企業である「シンプレクス」への転職でお悩みではないでしょうか?
この記事では、シンプレクスの企業情報が分かるようまとめた記事となっております。
入社前にしっかりと企業調査しておかないと…!
会社の特徴から年収まで細かい解説していきますよ。
この記事の目次
会社概要について

▼会社概要
会社名 | シンプレクス株式会社 |
創業 | 1997年9月16日 |
設立 | 2016年9月13日(2016年12月1日に事業再編により合併) |
資本金 | 4,750百万円 |
連結従業員数 | 709名(2019年3月末時点) |
本社 | 東京都港区虎ノ門1丁目23番1号 |
コーポレートサイト | https://www.simplex.ne.jp/ |
シンプレクスは外資系コンサル・外資系金融機関出身のメンバーが大手金融機関のIT課題の解決のコンサルティングをおこなうために設立されました。
現在では大手金融機関へのコンサルティング以外にシステム開発や運用保守、クオンツサポートに品質管理まで一貫しておこなっています。
シンプレクスの事業の最大の強みは高難易度の金融工学と高度なテクノロジーを併せ持っているところで、金融フロント領域ではトップクラスのシェアを誇る会社です。
※金融フロント領域とは?
金融商品の取引により自社もしくは個人の収益をいかに最大化するかということ
サービスについて

銀行ソリューション
市場取引を商品横断的に一括管理ができたり、高度計算基盤とリアルタイムモニタリング機能に機会損失のリスクをコントロールできる情報システムを提供をするサービスです。
証券ソリューション
■ホールセール
トレンドの収益化とリスク管理の情報システムのサービスを提供してます。新しい市場に対して付加価値の高い情報システムであり、自社開発のシステムは顧客や第三者機関に応じて柔軟に組み込むことが可能です。
【主なメニュー】
ダイレクトチャネル/セールスチャネル/CRM/エクイティフロント/債権フロント/資金・為替フロント/デリバティブフロント/トレーディング基盤/統合リスク管理/バックオフィス・プロセッシング
■リテール
株式からFX・仮想通貨など様々なリテール情報システムを提供してます。投資家が使いやすいUI(ユーザーエクスペリエンス)やスマホ・タブレット・PCなどマルチチャネルに対応することで取引機会を高め収益化に貢献してます。
【主なメニュー】
リテール向けチャネル/株式・先物オプション取引ソリューション/FXソリューション/CFD取引ソリューション/仮想通貨取引ソリューション/リクイディティ供給ソリューション/バイナリーオプション取引ソリューション/ロボアドバイザーソリューション
FXソリューション
収益の最大化をサポートするアルゴリズムエンジンを搭載したシンプレクス独自の高速金融取引プラットフォームを使用したソリューションです。また業界トップクラスの金融工学の知見をもつコンサルタントがデータをもとに収益改善のコンサルティングをおこなうサービスです。
仮想通貨ソリューション
仮想通貨取引におけるプライシング・発注・P/L管理・決済までのすべての業務をサポートできる仮想通貨OTCシステムの提供をしています。また豊富ま保守・運用のノウハウをもったスタッフが365日24時間体制で安心したシステムの運用をサポートします。
保険ソリューション
対面と非対面の営業などアクセスチャネルの強化と営業効率の向上やオペレーションコストの削減と顧客満足の向上を情報システムによりサポートするサービスを提供しています。高品質なシステムを構築するためにコンサルティングから保守・運用を一貫してクライアントと推進し、安全性や信頼性の高いサービスとなっています。
直近5年の業績について
▼業績データ(※単位:百万円)
決算月 | 売上 | 経常利益 |
---|---|---|
2015年3月 | 17,635 | 949 |
2016年3月 | 20,700 | 2,640 |
2017年3月 | 20,131 | 266 |
2018年3月 | 22,506 | 449 |
2019年3月 | 23,696 | 583 |
売上の半数近くはSI(システム・インテグレーション)事業であり、顧客の要望に沿ったシステムの開発・納品など受託開発が中心です。
今後は既存事業の強化・本格的なグローバル展開・新規事業の仮想通貨などの業者間サービスの収益化により金融×IT領域を拡大して国内屈指のリアルFinTech企業を目指しているのがシンプレクスです。
「経常利益」が2016年3月と比べて下がってるけど大丈夫なのかしら?
確かに「利益」は一時期と比べて落ちているが、「売上」は順調に右肩上がりで「利益」も伸びてきているので、そこまで心配せんで大丈夫でしょう。
社風や企業理念について
求職者向けのシンプレクスの会社紹介用ムービーを見るんヤデ
平均年収について
職種別の平均年収
<IT・情報処理>
職種 | 平均年収 |
---|---|
パッケージ導入/システム導入 | 1,001万円 |
システムエンジニア | 723万円 |
ITエンジニア | 788万円 |
システムエンジニア | 723万円 |
インフラエンジニア | 731万円 |
ネットワークエンジニア | 724万円 |
<経営・管理・企画・戦略>
職種 | 平均年収 |
---|---|
リーダー | 881万円 |
プロジェクトリーダー | 1,034万円 |
経営企画 | 725万円 |
事業企画 | 735万円 |
<コンサルティング>
職種 | 平均年収 |
---|---|
ITコンサルタント | 500万円 |
コンサルティング | 1,111万円 |
コンサルタント | 793万円 |
<人事>
職種 | 平均年収 |
---|---|
人財コーディネーター | 630万円 |
人事・労務 | 653万円 |
<製造・生産>
職種 | 平均年収 |
---|---|
品質管理 | 663万円 |
品質管理エンジニア | 653万円 |
※出典:indeed
職種によって結構年収も変わってくるんですね…!
他の職種と比較してもエンジニアの年収は高い傾向にありますな。
シンプレクスの新卒初年度の年収は500万円!

▼新卒の給与
月収 | 31万円程度 |
賞与 | 年1回昇給(年1回) |
初年度年収 | 500万円〜(年俸制) |
休日 | 完全週休2日(土日祝) |
出典:シンプレクス採用ページ
https://recruit-simplex.jp/graduate/guideliness
シンプレクスの凄いところは大卒・専門卒・高専など学歴に限らず初年度の年収が500万円以上というところです。シンプレクス高年収の訳は月収のなかに55時間分の固定残業手当(みなし残業)と40時間分の固定深夜手当と20時間分の固定休日手当が含まれています。
あくまで例として推測しますが求人票の時間外手当から分かることは、1ヶ月に20日出勤を仮定すると毎日4時間45分以上の残業(22時を越える深夜残業を含む)と月に2回休日出勤があるということになります。
福利厚生について
シンプレクスの福利厚生は以下の通りです。
- 従業員持株会、GLTD(団体長期障害所得補償保険)
- 総合福祉団体定期補償保険
- 社内カウンセリングルーム
- 社内マッサージルーム
- カフェテリア(夕食無料)
※最新の福利厚生は各求人サイトをご確認下さい。
「カフェテリア」で夕食無料とか食費も浮かせられるのは魅力的ね!
実際の企業で働くエンジニアの口コミ・評判は?

シンプレクスのエンジニア31人の口コミ・評判を調査しました。元社員のリアルな声を参考にしてみてください。
元エンジニアの平均年収について
シンプレクスの元エンジニア31人の平均年収は529万円でした。
大手人材紹介会社のdodaの調査によると技術系IT職種の平均年収は456万円です。シンプレクスは業界平均より高い年収を得ることができます。
また元エンジニアの口コミ・評判の調査では対象が20代のみでしたので、若くして平均以上の待遇で働くことができるということが分かりました。
参考:doda
https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/
シンプレクスで働くメリットやデメリットについて
労働環境に問題を感じる。残業や土日出社が多く、裁量労働で残業代も出ず、福利厚生も貧しいために、見掛けの給与は高くとも、プライベートの充実は望めない。もっとも業績を上げて評価されれば、それにつれて給与も上がるので金銭面では満足出来るかも知れないが、一生居る会社ではないと思う人も多いのではないだろうか。
引用:キャリコネ https://careerconnection.jp/review/2710/kutikomi/job-3/
20代後半男性 システム運用 年収700万円
<良い点>
<悪い点>
なるほど、仕事が出来る人だと効率よく働けそうな感じですね…!
細々とコツコツやっていきたいという人には、かなりキツイ環境でしょう。
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- シンプレクスに入社すれば年収は500万円以上を期待できる
- 年収は高いがプライベートの時間は取りづらい
- 若くしてバリバリ働きキャリアを積みたい人におすすめ
「シンプレクス」の年収は平均より高めではありますが、その分休日や労働時間が長めとなっています。
ですが、キャリアアップ出来る職場ではあると思うので、将来やりたい仕事を見つけることも可能です。
気になる方はまず転職エージェントに相談してみるといいでしょう。
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